3Dプリンターを使って、使い捨てマスクを作ろう

3Dプリンターを使って、使い捨てマスクを作ろう

 皆さんはマスクはまだありますか?我が家のマスクはそろそろなくなりそうです。もともと花粉症で1箱80枚入りのマスクを買っておいたのですが、いまだにマスクが買えない状況が続いています。

 マスクがなくなった時のために今から何か代わりになるものはないかと探していたところ、「使い捨てマスク作成キット」を見つけました。

 3Dデータ(STLデータ)以外に、3Dプリントしたキットの組み立て方や、マスクの作成方法まで細かく書いてあります。では、さっそく出力してみます。

マスク作成キットを作ろう

出力の様子
全てのパーツ

すべてのパーツを出力したら組み立てます。

組み立て完成

なんのトラブルもなく、出力から組み立てまでできました。3Dデータがすばらしいです。ここまでで満足してしまいまいたが、目的はマスクの作成なので作業を進めます。

マスクを作ろう

 使用するものは、アイロン、不織布(水切りネット)、クッキングシート、3Dプリンターで制作した マスク作成キット 、アイロン台、ハサミです。

マスク作成1
マスク作成2

 マスク作成キットに不織布をセットします。

アイロン圧着

 左右をアイロンで圧着します。この時、アイロンが直接不織布に触れないように圧着する部分だけでなく、不織布全体にクッキングシートをかぶせます。

圧着完了

 マスク作成キットから外して、周囲をカットします。

 不織布を重ねるは手軽でいいのですが、ガーゼを間に挟むのもよさそうです。

 最後に、耳に掛ける穴を空けたら完成です。上段は最初に作ったもので、実際に掛けてみるときつかったです。あまりゆるくすると、マスクが浮いてしまうので、ここは実際に耳に合わせながら穴をあけた方がよさそうです。

まとめ

 実際にマスクを作ってみて、3Dプリントのしやすさ、キットの組み立て、マスクの作成どれもすばらしいものでした。できたマスクは、市販品と変わりないので普通に掛けて外出できそうです。

 データを公開してくれた「おにゃんこぽんさん」ありがとうございます。