出力開始後に1層目がテーブルにつかないトラブル
- 2019.10.28
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3Dプリンターを購入して一番最初に遭遇するトラブルではないでしょうか?私の場合この壁を乗り越えるのに大変苦労しました。いろいろインターネットで検索して調べてみると、「マスキングテープを貼る」「ステックのりを塗る」等、いくつか有効な手段がありました。しかし、固定されたままのテーブルではこれらの作業は大変です。 ということで、テーブルを取り外し可能な物に 変更をして試してみることにしました。
では、この取り外し可能なテーブルの素材は何を使おうかと考えたときに、ヒートベットだったので熱伝導率から「銅」が良かったのですが、コストの問題で「アルミ」を選択しました。更に、板厚を何ミリにするのかということで、「1mmは曲がりそう。でも2mmは熱が伝わりにくそう。」と思い、間をとって1.5mmという適当な根拠で決定しました。
そして、 「マスキングテープを貼る」「ステックのりを塗る」 と試すとうまくいきました。しかし今度は、マスキングテープを貼ったり剥がしたりとか、スティックのりがベタベタするので拭き取ったり洗ったりとか、作業が大変でした。そこで、ボンサイラボの「 BuildTak 」を購入し、用意した1.5mmのアルミの板に張り付けると、マスキングテープやステックのり無しで出力を行えるようになりました。また、取り外し可能にしたことで造形物をテーブルから外すのが楽になり、作業性が向上しました。ちなみに、この取り外しが可能なテーブルは、ヒートベットに目玉クリップで留めています。
これで、最初の1層目がテーブルにつかないトラブルは何とかクリアすることができました。あと、鉄製のベットだとクリップ不要のマグネットテーブル(加熱すると磁力が落ちる?)という選択もあるので試してみてください。
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